湘南海岸
県議会環境総合対策特別委員会で、湘南海岸の浸食対策の調査に行ってきました。
戦前から、ダムで相模川をせき止めて来たツケで、砂浜がなくなってしまっています。戦後すぐの時代は幅100メートルもの砂浜がひろがっていたというのに。
9月の台風で西湘バイパスが崩落したのも、背景にはこの問題が。
ダムも砂で埋まって使い物にならなくなってきているので、毎年浚渫に多額の費用をかけています。
今日は、そのダムから引き揚げた土砂をトラックで運んで海岸線に敷き詰める作業の現場を視察。津久井から茅ヶ崎まで毎日満載のダンプが通っています。
近代以降、科学技術の「進歩」によって、自然に手を加えて私たちの生活は「便利」になった。その代わりに大切なものを失いかけていて、それを補うために大変な労力とお金がかかっている。どんだけ労力とお金をかけても昔のようには戻らない。
私の父母の出身は、「長浜」という名前が示す通り、瀬戸内海・小豆島の北側の白砂青松の海岸線が続いていた集落。ここも、砂をとったり、沖でのりの養殖をしたりして、ダムはないけど、子供の頃、夏休みには毎日泳いでいたきれいな海岸はもうありません。あのころは、カブトガニも時々砂浜に打ち上げられていたのに。
いまにも一雨きそうな空と海をみながら、「持続可能な発展」って、ほんとに「可能」なんかいと考えさせられてしまいました。
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