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2007年10月27日 (土)

横浜環状北線

Dscf1341

 高速横浜環状道路北線(生麦-港北インター)の説明会が開催されました。新横浜のスタジアムの鶴見川をはさんだ対岸から生麦まで全線トンネル構造で、トンネルは新横浜側から掘るので、横浜市と首都高は、トンネルの縦坑の工事を急いでいます。

 まだ、用地買収も進んでないし、生麦側の出口では町内会単位で反対。シールドトンネルというのは、雪かきのラッセル車のようなシールド機械を地中にいれて24時間掘り続けるらしい。これがかなりの重量なので、一度動かし始めたらけっして休めない。止めたら重さで沈んでしまうとのこと。なら、まだそんな急いでも仕方ないのに。

 ここにきて問題になっているのは、環境対策。
 50万を超える反対意見が集まる中で、都市計画決定を強行するにあたって、当時の高秀市長は、トンネル排ガスの窒素酸化物を除去する脱硝装置の設置が必要という「市長意見」を出しました。
 首都高は、来月開通する東京の中央環状線(新宿の山手通り地下)には、道路トンネルで初めて脱硝装置つけたのに、環状北線ではその約束を未だしていません。いはく、供用の時期の環境を勘案して判断する。

 10年前に比べれば、自動車の対策が進んだこともあって、幹線道路沿線の大気状況が徐々に改善される方向にあることは事実だけれど、沿線の児童のぜんそく罹患率などはよくなっていないし、ふつうに出されるガスではなくて、3カ所の排気塔にまとめてはき出されるものなんだから、技術はあるのに、つけない選択なんてありえない。
 民営会社になったんだから、経営一番でいくなら当然そんな出費はしたくないだろうし、国土交通省にしてみれば、高秀さんの遺言だからしかたないと横浜で認めたら、これから東京の外郭環状などに全部付けさせられることになってしまう。それはとても予算上成り立たない。こうしたことで、決まらないんだろうと思います。

 高秀さんもひとつだけいい遺言してくれました。脱硝装置の設置を計画に入れないで着工なんて絶対に認められません。

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