多選禁止条例 ケンカして悪いのか
昨日から、本会議代表質問。多選禁止条例について知事とやり取りが続いています。
昨年、知事が自粛条例を出したとき、私は条件付で賛成しました。条件とは、そもそもマニフェストで禁止といったのに、自分限りの自粛では話が違う、阿部川崎市長の後追いに過ぎない、「時間による分権」という制度論になってないというものでした。しかし、絶大な権力を握ることになる知事が自ら手を縛るというのだから賛成はすると。
前回憲法の職業選択の自由に抵触する恐れもあるとして自粛にとどめていたものを、禁止で出してきたんですから、私としてはもちろんOK。福島、岐阜などの事件は、県庁の権力の大きさ、知事への力の集中をあらためてはっきりみせてくれていますから、多選禁止をルールにすることは大方が了解できることのはず。
だから総務省も検討を始めたし、自民も4選以上は推薦しないときめました。
でも、これが松沢知事が出すと、なぜか話が違ってきてしまいます。自民も、去年は一代限りなら「宣言」すればいいんで条例にすることない、条例化はマニフェスト実現の点数稼ぎとして反対しましたが(それはそれとしてとりあえず理屈はありました)、今回は直に反対は難しいんじゃないかと思っていたら、あっさり否決でもう決まったような空気です。
でもその理屈が、つまるところ「総務省が法に抵触の恐れありとしてる」につきます。今日の公明党の議員の質問は「そんな国とけんか腰でどうするのか」と。(言い回しは正確じゃありませんが。)
私からすれば、長洲さんが「地方の時代」と言ったときから、霞ヶ関とは「ケンカ」してきたはず。なんで総務省の解釈に振り回されなければならないのか不思議です。古くは、国造、律令の国司から帝国憲法の官選知事の時代まで、中央が主で、地方が従、この関係を変えるのが「分権」のはず。
おもわず野次を飛ばしてしまいました。「ケンカしないで改革なんてできるんですか!」自民じゃなく公明のときに言ってしまったのが心残りですが。
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