県立高校定員計画
本会議閉会中の委員会開催日。昨年から、本会議の開かれていない月は、一日だけ常任委員会の審査をする事になりました。
今日、取り上げたのは、県立高校の定員問題。
今春の県内中学卒業者の全日制高校進学率は89%となり、1973年以来で初めて90%を切り、全国最低ランクになりました。
長引く不況と県立高校の再編統合による定員減というダブルパンチで、学費の高い私立高に進学できない生徒は、定時制やその他の進路を選んでいるのです。そのためここ数年、定時制の入試で多数の不合格者も出ています。
高校に入らなくても、価値ある生き方はたくさんあると思います。しかし、現状は、経済的事情やいじめや不登校などによる学力の問題などをかかえながらも、高校に進んで学ぶ意欲のある生徒を締め出す結果を生んでいます。
県立高校の定員は、毎年私学と協議して決まります。長洲知事が県立高校100校計画を進めた生徒の急増期に私学にも協力してもらった経緯があって、生徒減への対応も公私協議が続いてきたようです。
十年で、中卒者の一万五千人減に対して、公立高定員は一万二千人減。公立校の定員枠の比率が下がり、その分進学率は落ちています。
中卒生徒数は今年がボトム。来年から徐々に増えていきます。教育委員会への質問で、「進学率90%をきらない、定時制の不合格あぶれを出さない」という来春の方針を確認した上で、実際どうするのか詰めました。
公立高校の定員枠の増については、必要十分ラインと最低ラインを示しましたが、どうなるでしょうか。定員についての公私協議の結果にかかわらず、経済的事情で進学できない事がないように奨学金制度の充実など今後も求めていきます。
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