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2006年7月 8日 (土)

養護学校

 先日の文教常任委員会。県議3期目で、はじめて教育委員会関係の委員会に所属しました。

 最初に自民党が一人あたり30分と質問時間を区切って始めましたので、ちょっと窮屈な思いをしながら質問しました。

 いくつも質問したい事はあったんですが、2点だけに絞りました。

 一つは養護学校。横浜国大で障害児教育の学科にいました(単位はほとんど取ってませんけど)ので、やっぱり一番先に目がいきます。私が学生の時代は、養護学校が義務化されたばかり、それまで義務教育からも障害児は疎外されていたことに比べれば大きな進歩だったんですが、長年そのように疎外されていた障害者の運動団体などからは地域の普通学級で学ぶ事を保障しろという運動もおきていました。で、「インテグレーション(統合教育)」という自主サークルをつくって少しだけ勉強していました。

 で、今問題になっているのは、養護学校の過大規模化。義務化にともなって県でも養護学校を新設してきたんですが、最近児童数は減っているのに、養護学校の希望者が増え続けています。この春、検討会議からは県下に11校の養護学校の新設をという答申がありました。

 県下に小学校は800校あまりありますが、養護学校は43校。単純に考えれば通学の負担は20倍にもなり、実際スクールバスで90分かかっている子もいるとのこと。それを考えれば、障害児に専門的な教育ができる拠点をもっとつくれということは大賛成なんですが、それがなぜ養護学校でなければならないのかという疑問が、今日の質問のメインのテーマ。

 ユネスコのサラマンカ宣言は、「世界の教育は、障害のあるなしにかかわらず、一人一人のニーズに応え、かつ同年齢の子を一体とする場で教育すべきである」としています。
 私の学生時代からするとずいぶん考え方も進んでいます。
 でも、実際には、専門的に「ニーズ」に対応できるのは養護学校ということでこの急増になっているのが現実。神奈川県は「支援教育」という考え方を早くから立てて、障害児も地域の学校で共に学び育つという目標を持ってきたはずなんですが。

 検討会議では、少なくとも小学生は地域で等の意見も出されています。委員会では、障害児が地域の学校で学ぶ事を選択できるような取り組みはどうだったのか確かめながら、宮城県のように生活の場である施設は「解体宣言」をだして、在宅をすすめる取り組みが進んでいる時代ですから、11校の新設計画の再検討を求めました。

 詳しくは、また会議録をアップします。

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