2007年11月23日 (金)

県立新ホール予定地に開港の街出現

 県庁本庁舎から元町方面に歩くと、大きな更地があるのをご存じでしょうか。元の警友病院などの跡地。数年前までテント劇場が建てられて貸し出されていました。坂東玉三郎を招いて21世紀座という興業を打ち上げたものの、コンテナ街道とも言われていた本町通りの騒音がうるさくて芝居どころじゃないと即中止になったいわくつきの場所でもあります。

 ここに、県民ホールより小振りの舞台芸術中心のホールを建設する計画が進められてきました。NHKと合築で。屋上にはアンテナ塔がそそり立つので、昨年の地区計画変更の際には、かなり反対の声もありましたが、横浜開港150周年記念の県の事業の目玉として決定されてしまいました。

 この用地でこの夏から発掘調査が行われています。もともと警友病院や県の分庁舎が建っていたので、専門家もたいして期待できないと見ていたようですが、掘ってみたら、出るわ、出るわ、開港時から関東大震災の時期までの商館跡の遺構がそっくり出てきているようです。

 今日の新聞に昨日行われた報道陣への公開の記事が掲載されています。

東京新聞 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20071123/CK2007112302066668.html

神奈川新聞 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov0711507/

 この記事をみると、県はタイルが出土した、居留地の生活がしのばれるなど、どうやら出てきたものを、ほかに運んで陳列して足りるものとしたいようです。調査開始の際の「記録保存」という線を越えたくない様子がありあり。

 しかし、このところ山下町や海岸通りでホテルやマンションを含めビル工事が続いてきましたが、これだけまとまった調査が行われたのは初めてのこと。また今後も難しいと思われます。

 しかもでてきた商館跡は、コッキング商会という薄荷貿易で財をなした英国人が、発電機を調達して居留地に配電していたところだと言うではありませんか。それもなんと地下ケーブルで。すごいことだと思います。

 合築の事業者、UR・都市機構は、12月はじめには入札を実施する予定。発掘調査は12月7日までとなっています。20日に開かれた県議会の県民企業常任委員会で県民部の考えをきいたところ、教育委員会が「記録保存」としている以上、予定通り建設に取りかかるとしています。

 ホールならどこにでも作れます。開港記念会館だとか近代建築物で保存されているものもないわけではありません。しかし、舗装なんかされていなかった土の上にたっていた商館、居留地の町並みをどこかにそっくり残すべきではないでしょうか。それは、いまのところこの山下町の県有地しかありません。

 開港150年の記念事業として、新ホールとこの遺構の保存復元とどちらが価値があるか、少なくとも大きな議論が必要です。

 あした、発掘調査をしてきたかながわ文化財財団による見学会が開かれます。これを機に、出土した遺構の保存を求める声が上がってほしいと思います。

 見学会の予定は、リンクした新聞記事にあります。ぜひお越しください。

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2007年11月14日 (水)

敬老パス値上げ

 今日の神奈川新聞。横浜市バスの敬老パス制度の「あり方検討会」が、利用回数に応じた負担を導入するという検討結果を答申したとの記事が。

 来年から、ICカード化して、利用回数に上限を設ける制度にする方針とのこと。

 この「あり方懇」というのがくせもの。港湾病院民営化しかり、市バスの路線廃止しかり、「あり方検討」といっては、金勘定第一で「公共の福祉」をずたずたにしてきました。安倍退陣で、小泉政権以来の市場原理主義の路線に見直しが入りかけているのに、中田市長は相変わらずをやろうとしているようです。

 敬老パスについては、中田市長になってから、03年に利用者負担制度が導入され、現在、市民税非課税の方は2500円、所得700万円未満の方が5000円、700万円以上の方は15000円支払ってパスを受け取るようになりました。十分じゃないでしょうか。5000円で24回分、15000円というと71回分も払ってもらっているのですから。

 足が弱くなってタクシーじゃなきゃ外出できないという方もいらっしゃいます。元気な方には、どんどん外に出てもらって地域でいろんな出会いを作ってもらったり、健康増進に役立ててもらいたいもの。
 それは、お金でかえない生きがいを生むかもしれないし、医療費の抑制効果は、上限を超えた回数のバス料金をとるより、きっと大きいのではないでしょうか。

 最近、市役所と市長周辺がなにやら騒がしい。
 こんな答申受け取るどころではないような。
 新聞や週刊誌に騒がれている問題にはっきり答えてもらいたいものです。

 

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2007年11月12日 (月)

海老名市議選

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 昨日の海老名市議選、市民の党の奥村ショウケン、上位で当選することができました。
写真は、最終日の夜、海老名駅のビナウォーク(ペデストリアンデッキ)の下で。朝から雨だったので、ゴアテックスのカッパで完全武装、赤、黄、青の信号機カラーです。候補者は、疲れ気味?

 海老名は、国大生の頃、塾の講師をしていて通ってました。大学二つ目だったので、仕送りなしでやっていくのに時給が破格によくてお世話になったところ。あの頃の生徒たちももう40過ぎていい親になってるんだろうか?

 当時、駅の周りは田んぼばっかり。デッキができてずいぶん変わりました。しかし、驚いたのは物価。駅で宣伝中にトイレを借りた帰り、スーパーの売り場を見たら、港北の2、3割安の感じ。この店だけでしょうか?

 

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2007年11月 3日 (土)

大連立

 昨夜は、MMのロイヤルパークホテルで、我が県議会の第100代議長に就任した松田議長のお祝いのパーティー。あいさつは橋本聖子、柔道の山下、桝添大臣は番記者をぞろぞろ引き連れて。

 これまで、交渉会派の談合で毎年改選される議長選挙では、毎回白票を投じてきました。そもそも地方自治法では任期4年なのに、毎年交代なんておかしい話。

 でも、この春の改選後の選挙では、新議長が議会改革マニフェストを示したきたので、いくつかの要望を示したところ、前向きな姿勢。それで、はじめて自民党出身の方を支持しました。

 さっそく委員会の傍聴者に審議資料が配付されるようになるなどの改善もあったし、今後、政務調査費の問題などでどんな裁きをされるかわかりませんが、とりあえず出席しました。

 そしたら、県議会各会派の団長の方々ですとかいって、壇上に並ばされてしまいました。いつもはすべからく交渉会派の団長だけで決めているのに今日だけ??予想外でしたが、これもとりあえず並びました。

 全国初で知事は「名」をとり、施行日別途議決で自民は「実」をとった知事多選条例修正で、総与党化の流れかという記事も一部出たのに、知事は顔を見せません。
 あの記事は時期尚早記事だったのか?でも、再来週ある県議会の同期の会には知事くるらしい。これまで、岡崎前知事はよんでも松沢知事はよんでなかったんだから、確実に流れは変わってきている。

 議長のマニフェストに期待して今日は行きましたけど、これから議席の9割をしめる交渉会派がなれ合う議会に戻るなんて事になるなら、ごめんです。

 帰ってきたら、福田・小沢会談、大連立騒動で大変なことになっています。ここで大連立は、参議院選挙はなんだったという話だから、民主党役員会がけるのは当然といえば当然。でも、小沢一郎失ったら、民主党はボロボロ崩れて、日本の政治状況は、小渕さんの時代のころまで10年後戻りになってしまうのか?今後に注目です。

 

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2007年11月 2日 (金)

湘南海岸

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 県議会環境総合対策特別委員会で、湘南海岸の浸食対策の調査に行ってきました。
 戦前から、ダムで相模川をせき止めて来たツケで、砂浜がなくなってしまっています。戦後すぐの時代は幅100メートルもの砂浜がひろがっていたというのに。
 9月の台風で西湘バイパスが崩落したのも、背景にはこの問題が。

 ダムも砂で埋まって使い物にならなくなってきているので、毎年浚渫に多額の費用をかけています。

 今日は、そのダムから引き揚げた土砂をトラックで運んで海岸線に敷き詰める作業の現場を視察。津久井から茅ヶ崎まで毎日満載のダンプが通っています。

 近代以降、科学技術の「進歩」によって、自然に手を加えて私たちの生活は「便利」になった。その代わりに大切なものを失いかけていて、それを補うために大変な労力とお金がかかっている。どんだけ労力とお金をかけても昔のようには戻らない。

 私の父母の出身は、「長浜」という名前が示す通り、瀬戸内海・小豆島の北側の白砂青松の海岸線が続いていた集落。ここも、砂をとったり、沖でのりの養殖をしたりして、ダムはないけど、子供の頃、夏休みには毎日泳いでいたきれいな海岸はもうありません。あのころは、カブトガニも時々砂浜に打ち上げられていたのに。

 いまにも一雨きそうな空と海をみながら、「持続可能な発展」って、ほんとに「可能」なんかいと考えさせられてしまいました。

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ニュースです

9月議会の報告のニュースを配布しています。
ホームページにアップしました。

http://homepage2.nifty.com/kiuchi-net/0710_news3.pdf

表面

  1. テロ新法廃案を
  2. 知事多選禁止条例修正可決--仏つくって魂入れず

裏面

  1. 小泉安倍路線継承?松沢知事の2期目の補正予算
  2. 学校の耐震工事急げ
  3. また下がった高校全日制入学率

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2007年11月 1日 (木)

期限切れ

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 期限切れとなる「テロ特措法」。政府は、海上自衛隊による米軍等へのインド洋上での給油活動を継続するために、新法案を上程しました。

 しかし、初代防衛大臣や前事務次官の武器商社との接待疑惑や過去の給油活動の転用隠蔽問題などが噴出しています。

 給油活動を中断したら国益を損ねると言いますが、こんな防衛省にそもそも「国益」を預けることはできません。

 では、アフガンでの六年間の「テロとの戦い」はどうなっているでしょうか。
 タリバン政権は倒されましたが、このところ自爆テロがますます増えるなど、状況は悪化の一途です。ゲリラをたたくために空爆をすれば、市民の犠牲者がでて、また米軍や暫定政権への反感が広がってしまいます。

 軍事力での介入は、こうした報復の連鎖を生むばかりで、地域の安定、平和をもたらすことはできないのです。

 来年の大統領選挙を前に、アメリカでさえ、イラク戦争見直しの動きが進んでいます。ブッシュとの約束=国際公約という外交の転換が必要です。

 報復の連鎖に加担せず、高い技術力と経済力を国際社会の平和と民政の安定のために役立てることこそ、日本の本当の国益を高める道です。

 新法はもし成立しても、与野党逆転した参院で承認されないことをみこして、国会承認まで省くというご都合主義。

 小沢福田会談がまた開かれると言うことで、なにやら不穏な空気がありますが、こんな新法は廃案しかありません。

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2007年10月27日 (土)

横浜環状北線

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 高速横浜環状道路北線(生麦-港北インター)の説明会が開催されました。新横浜のスタジアムの鶴見川をはさんだ対岸から生麦まで全線トンネル構造で、トンネルは新横浜側から掘るので、横浜市と首都高は、トンネルの縦坑の工事を急いでいます。

 まだ、用地買収も進んでないし、生麦側の出口では町内会単位で反対。シールドトンネルというのは、雪かきのラッセル車のようなシールド機械を地中にいれて24時間掘り続けるらしい。これがかなりの重量なので、一度動かし始めたらけっして休めない。止めたら重さで沈んでしまうとのこと。なら、まだそんな急いでも仕方ないのに。

 ここにきて問題になっているのは、環境対策。
 50万を超える反対意見が集まる中で、都市計画決定を強行するにあたって、当時の高秀市長は、トンネル排ガスの窒素酸化物を除去する脱硝装置の設置が必要という「市長意見」を出しました。
 首都高は、来月開通する東京の中央環状線(新宿の山手通り地下)には、道路トンネルで初めて脱硝装置つけたのに、環状北線ではその約束を未だしていません。いはく、供用の時期の環境を勘案して判断する。

 10年前に比べれば、自動車の対策が進んだこともあって、幹線道路沿線の大気状況が徐々に改善される方向にあることは事実だけれど、沿線の児童のぜんそく罹患率などはよくなっていないし、ふつうに出されるガスではなくて、3カ所の排気塔にまとめてはき出されるものなんだから、技術はあるのに、つけない選択なんてありえない。
 民営会社になったんだから、経営一番でいくなら当然そんな出費はしたくないだろうし、国土交通省にしてみれば、高秀さんの遺言だからしかたないと横浜で認めたら、これから東京の外郭環状などに全部付けさせられることになってしまう。それはとても予算上成り立たない。こうしたことで、決まらないんだろうと思います。

 高秀さんもひとつだけいい遺言してくれました。脱硝装置の設置を計画に入れないで着工なんて絶対に認められません。

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2007年3月14日 (水)

最後の本会議

 昨日、任期最後の本会議が終わりました。

 予算の採決、そして、議員の費用弁償を実費とする議案の採決が行われました。

 例によって、各党から討論が行われます。共産党が反対、自民党が賛成、そして次が私。 

 今日はおもに、知事選を前に争点になりかかっている財政問題について。自民の推す候補が「県は借金体質、4年間で借金が5000億円増えた」と松沢知事を攻撃しています。ご本人は経営者として生の感覚でおしゃっているとは思いますが、これまでさんざ借金を増やしてきた側からおされた人がそんなこというのもおかしな話。これに対して知事は、「全国一の健全財政」と切り返しています。

 これどっちが正しいのという話がまず今日の命題。

 借金増えたのは事実だけれど、松沢知事だから増えたわけでもない。
 確かに、中田市長は、清掃工場の建て替えをやめて、かなり新規の負債が出るのを圧縮したけれど、松沢知事にはそういう進行していたプロジェクト止めるとかの動きはなかったわけで、退職金も4000万円満額とるつもりだし、財政再建に最大限取り組んだとは言えません。
 でも少なくとも「借金たれながし体質」ではなかった。
 岡崎前知事が98年の財政再建団体転落の危機からひいてきた行財政改革路線の「継承者」ではありました。
 いや逆に継承者でしかなかったと言ったほうがいいんでしょうか。自民系の知事ならもっとできたなんて絶対あり得ません。
 今度立つ人は「再建請負人」として売り出していますが、借金をどうやってへらすのか示されてないのでわかりませんが。・・・・
 でも、やれ新幹線新駅だ、やれ東京湾湾口道路だ、羽田神奈川口だ、リニア新幹線だという人たちに囲まれて、どうするんでしょう?

 今日知事に言ったのは、健全財政の自治体なんて一つもない、だから、「地域主権」の改革が必要なんじゃないですか、ということ。
 実際神奈川県も、知事の言う公債費比率は全国一低いかもしれないけれど、経常収支は義務的経費が95%、一時100を超えてたこと考えればよくなったんですが、財政力指数全国2位の神奈川県でさえ、ほとんど首が回らない状態に置かれているのが、いまの地方財政制度です。
 知事の4年前のマニフェストの「神奈川力で日本を変える」のスローガン、首都圏連合や道州制の提案には、こうした現状を改革しなければならないという志が感じられました。それが、4年間自民と因縁の対立関係になってしまって、借金批判をされたからと言って、「全国一の健全財政」と言ってしまったら、もう「改革」を求める立場でなくなってしまいます。

 松沢知事は、明日までにマニフェストをまとめるという話。中間発表された「条例マニフェスト」は、いろいろちりばめられてきれいではあるかも知れないけれど、4年前のマニフェストの明治以来の中央集権のこの国のかたちを変えることに挑戦しますというにおいが全くなくなっているように思えます。
 さあ、どんなのがでてくるでしょう?

 もう一点、マニフェストがらみで注文付けたんですが、それは明日書きます。

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2007年3月13日 (火)

費用弁償

 最後の本会議。予算に反対討論しました。松沢知事と自民の知事候補の県財政は「借金体質」か「全国一の健全財政」かの応酬を材料に。詳しくは明日書きます。

 任期最後なので、本会議の後、12階でお別れの懇親会。懇親してる場合じゃないんですけどね。お酒はもちろんなしのティーパーティ。
 今日の討論は、選挙準備のごたごた疲れで、切れがなかったと思っていたんですが、何人かの幹部の方からよかったといっていただいて、なんでこんなにおれって知事にからんじゃうんだろうという気分がちょっとだけ晴れました。

 その前に一階に下りて、喫煙所で用を足してエレベーターに乗ったら、テレビクルーと遭遇。本会議で議会出席の費用弁償が実費支給になる条例が通ったので、ニュース「ゼロ」の取材、降りたら声掛けられて、自民以外コメントが取れてないといいます。
 こっちはずっと前から改めるべきと言ってきましたが、交渉会派がみんなして退けてきたことですから、民主、公明、県政はどうなってんだ?

 政務調査費は、年頭の変更の必要なしから、議員特権批判の風圧の強さに「検討会議」を設置することになりました。それが、案の定開いてみたら、先送り。それなら、はじめから「改選後に検討」っていえよ!という感じです。

 大会派も議員一人ひとりはいい人だったり、立派な人だったりする人は多いんですが、なにせまとまるといけません。

 でも、この間の変化は、マスコミのキャンペーンもありましたが、やはり政治変えるのは、市民感覚、世論の力ということを示しています。もう何も変えないというのはありえないと思いますが、領収書全額添付になるか、川崎のように5万円以上でお茶を濁すことになるかは、4月の選挙の結果次第でしょうか・・・・・

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2007年3月 9日 (金)

県市立高校定時制 志願殺到!

昨日、県内公立定時制高校の後期選抜志願変更が締め切られました。

6日の締切までに、定員1124名のところに1692人が志願。568名も上回りました。

県教委は、急きょ210名定員を増やして志願変更を受け付けましたが、ほとんど志願先はかわらず(十分空きがあるところがないんですから当然)、拡大された定員1334名に対して1673名が志願、いぜん350名以上の不合格者がでる恐れがあります。

2002年、横浜市が港高校の定時制の募集を停止した(その後廃校)年から、毎年2次募集で不合格が出ていました。(04年 101人 05年 55人 06年 68人) 経済的理由で、どうしても私学には通えない生徒、いじめや不登校で学校になじめなかったけれどそれでも高校に入りたいと志願してくる生徒をはじき出していたのです。

県教委は全日制進学率が30年以上ぶりに90%をきったこととあわせて、この事態をもう繰り返さないと昨年春から何度も決意を述べ、今年の公立全日制の定員は、中学卒業生の増加分700人のほかに全日制の希望がかなわず定時制に流れていた生徒分として500人をくわえ、計1294名増やして入試に臨みました。一方、定時制の定員は、全日制に振り替えたとして300名減らしました。その結果が、この事態です。

私は文教常任委員会で、最低2000名の全日の枠を増やさないとあぶないといっていたんですが、危惧したとおりとなってしまって、大変残念です。

昨日(8日)の最終の委員会で、これまで約束してきたことに責任をもって対応することを求めました。

2002年以前は、定時制はほぼ全入でした。義務教育じゃない、選抜試験だから全員入学はふさわしくないという考えもあります。かつて集団就職の「金の卵」が学んだ夜間高校の役割は終わったという考え方もあります。

もちらん高校に入れなくても、フリーターしながらでも、一人ひとりのいろいろな生き方にそれぞれ価値があるし、学校に縛られるより結果として良かったという人はいっぱいいるだろうし、フリースクールなど学校以上に魅力的な場所も少しずつ育ちつつあります。本人は嫌なのに親に無理やり願書を出された生徒もいるかもしれません。

でも、そこに志願してくる以上、学ぶことであったり、居場所・友を求めてであったり、本人は気づいていなくてもなにか希望を持っているから志願しているのであって、それをできうる限り受けとめて、一人ひとりの成長を助けるのが、公教育、公立学校の勤めではないでしょうか。

ここでこの350人を切り捨てていいとするなら、それは「15の春を泣かせるな」と長洲知事が進めた県立高校100校計画を大もとから間違っていたものとすることになります。

経済的困難にしても、いじめや不登校によって学力困難になった生徒にしても、それはそういう経済を招いた、学校現場の混乱した状況に長く対応能力を失ってきた大人の責任であって、そのツケを生徒に回してはなりません。

さてどうするか。昨年は、定員超過が150名ほどでて、各校が計90名、定員を超えて合格をだしました。(校長裁量で定員の5%まで超過合格を出せる。通常は、試験が同点でどちらかを落とすわけにいかないといった場合の規定)その分、教職員と何よりすし詰めにされた生徒に無理をかけてきました。

今年は、こんな対応ではとても追いつきません。3年前は、不合格になった生徒が101人、ちょうど同じ数定員に満たない学校があったので、担当の課長と「通学に1時間2時間かかっても学びたい生徒がいるなら受け入れろ」と何時間も議論をして、異例の3次募集をやってもらいました。今年は、すでに定員に満たない高校は3校だけ、29名分しかありません。これも無理。

こうなったら定時制を設置していない高校のひさしを借りて分教室にしてでも、クラス数を増やして受け入れてもらうしかありません。

言ってることわかると思ってくださる方は、ぜひ県教委に声を寄せてください!

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2007年3月 6日 (火)

都知事選

浅野さんが出馬表明。これで都知事選、期待が出てきました。 4月8日まで、選挙の話題は都知事選一色になると思うと、神奈川県政、松沢県政の是と非をしっかり見極めて判断してもらいたい私たちにすれば気がかりなところもありますが。

浅野さんと言えば、厚生省時代にベビーホテル対策をともに練ったという千葉の堂本知事の選挙応援に来られた時の軽妙な語り口を思い出します。

「私ははるばる仙台から来ました。なぜ、そんな遠いところから千葉へやって来たかといえば、選挙の形が変われば政治が変わる、政治を変えたければ選挙の形をかえなければ・・・・」

当時勝手連選挙を戦っていた堂本さんにぴったりの言葉を生き証人が語る、元気になりました。

黒川さんじゃないけど、石原慎太郎には誰かがといわずみんなで引導渡さなきゃ。

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2007年2月14日 (水)

久しぶりの雨です

  新年から、ポスターの準備やら愛知知事選挙やらどたばた動いてきて、一昨日までの連休からようやくポスターを貼り始めました。

 今日は、久しぶりに雨になったので、事務所で作業。4月の選挙に向けてやらなきゃいけないことは山ほどあるのに、なかなか進みません。まず先日、とばしてしまったパソコンのデータをMOから復元するのに四苦八苦、バックアップは大切です。

 明日から2月県議会が始まります。

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2007年1月 3日 (水)

イラク泥沼

 年末に飛び込んできたイラクのフセイン前大統領処刑のニュース。フセインの犠牲者という人の遺族までよんだ「報復劇」であったことを伝える映像が流出して、各宗派・部族間の和解をいそぐとの米軍や現政府の意図とは全く裏腹なさらなる泥沼に突入しつつあるようです。

 ありもしない大量破壊兵器のために始められたイラク戦争、結局フセイン一人を処刑するために、すでに少なくとも5万人以上のイラク市民が犠牲になり、米兵の死者は、9・11の犠牲者を超えました。そしていつ終わるともしれない反米テロと内戦状態が続いています。こんな戦争に進んで協力したのが小泉自公政権でした。そして、まだ空自の協力を続けさせようという安倍首相。ええかかげんにしろよという声がもっと巻き起こってもいいはずなんですが。

 国連大学の研究機関の調査では、世界の1%の人口が、地球の富の4割を所有しているとか。そしてその1番と2番がアメリカと日本。対テロ・イラク戦争も米軍再編も、すべてはこの寡占体制を守るためのもの。21世紀、地球上のすべての人々が共に生きるために、ブッシュとそのポチ達にもうこれ以上好きにさせてはいけません。

 正月から、意識は選挙のことにいってしまいがちですが、ちょっとこんなことを感じました。

 

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2007年1月 2日 (火)

パソコンが突然消える

 正月早々、ニュースを作ろうとパソコンをいじっていたら、突然モニターが真っ暗に。全く復帰しません。
 グラフィックボードを交換してから、電力の供給が足りないという警告が何度かでたまま使ってたんですが、何も正月からどつぼに落ちなくてもいいのに。PCDEPOに走って、(すぐ近くなんで)大容量の電源を買ってきてつけなおします。しかし、今度はまったく反応なし。初期不良かと思いきや、調べたら最近の電源は-5Vの電流が省略されているせいららしい。しょうがないんでまた古い電源をつんでこわごわ使っています。

 明日、また買い換えです。このゴタゴタが今年を象徴するものでないようにお祈りしたい気分です。トホホ・・・。

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2007年1月 1日 (月)

新年

 あけましておめでとうございます。

 さっきまで地元の神社で、初詣の皆さんにご挨拶してきました。だいぶ暖かくて助かりました。大晦日の夜になってあわてて用意したニュースを(といっても、このブログの多選条例関連の記事を転載したものですが)配らせていただきました。おかげさまで全部受け取っていただいて(ありがとうございます)、最後にお参りして参りました。

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 今日は、照明があたってお社の木工細工が妙にきれいでした。

 いよいよ2007年、4月は地方選、そして7月は参院選です。
 秋から裏金、談合、やらせ、復党さわぎ、そして税調会長や行革相のスキャンダルととんでもないことが続いてきました。小泉さんがぶっこわしたはずの自民党が復活したのか、そもそもぶっこわしてなんかいなかったのか。どちらにしてもこのままではいけないことだけははっきりしてきています。

 格差をただし、アジアとともに生きる日本へ!
 改革というかけ声で痛みを押しつけ切り捨てる政治から、公平な分配でより多くの人々が幸せになれる政治へ転換することが求められていると思います。「再チャレンジ」をいいながら、税制改正では、勝ち組企業の優遇ばかりの安倍首相は、スキャンダル続きで青息吐息の新年ですが、これを倒してホントの意味で「サヨナラ!純ちゃん」しないといけません。

 そういう選挙の年が明けました。4月8日の自分たちの選挙までももう丸三ヶ月しかありません。
「気力に欠けるなかりしか」
「努力に憾み(うらみ)なかりしか」
 軍国主義だった日本は好きじゃありませんが、この半年は、この海軍兵学校の「五省」(あと三つあります)を毎日反芻しなきゃいけません。

 がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2006年12月26日 (火)

神奈川県知事選

 今日の神奈川新聞2面に、自民党が来春の知事選に擁立する杉野氏が、政策を発表したという記事が掲載されています。ところが、もっと大きな見出しで、「知名度不足で推薦ピンチ?」「県連擁立の杉野氏に本部難色」と。

 自民県議団が多選禁止条例否決の前段で落としどころのない穴倉戦術に突入したあたりからちらほら聞こえてきていたのが、第3セクターの再建人という鳴り物入りで立てた割りにぱっとしないという噂。ほんとみたいですね。
 委員会が開かれず、知事と自民党の根比べを待たされてる間に、「自民の県議団が知事選に自信を持ってるなら、自公で粛々と否決すればいいんで、あんな悪あがきをするわけない」と言ってたんですが、図星だったようです。

 党本部の推薦がないと公明党は動けないとか、さあどうなるでしょう。ぱりぱりのコストカッター知事というのは公明党の本来の政策には相容れないはずですが・・・。

 自民党が迷走するのはいいんですが、しかし、これで松沢知事がますます鼻ぱしら強くしてると思うとちょっと複雑な気分でもあります。

 

 

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2006年12月21日 (木)

万機公論に決すべし  多選禁止条例

本日、本年最終の本会議。知事の多選禁止条例案が採決され、自民、公明、共産などの反対で否決となりました。民主、NET、そして私たち市民の党は賛成しました。

 今日は、本会議で討論にたちましたが、まったく原稿を書かないまま議場入り、余計なときはさんざん開会が遅れますけど、こういう日に限って定刻に始まります。他党の討論中にめも書きを完成させようと思っていたら、自民党の次に私の番が。これは予想外でした。
 本会議の討論は、反対、賛成の順で変わりばんこに多数会派から行います。多選禁止条例には民主、NETといっしょに賛成なのですが、こちらは補正予算案と知事の退職金条例に反対なので、委員会採決結果に「反対」の討論をやったために、民主、NETより先にしゃべることとなっていた次第。ちょっとあわてました。

 討論では、昨日から胸にくすぶっていた「万機公論に決すべし」を思いっきり言ってやりました。
 「広く会議を起こし、万機公論に決すべし」日本の近代議会政治の出発点になった五箇条のご誓文のこの精神は、いったん会議を開いたら、議会外で論議するなというようなみみっちぃ考えなんですかと。

 福井藩士の由利公正の草案(議事の体大意ーぎじのていたいい)は、「万機公論に決し、私に論ずるなかれ」だったそうです。知事の新聞投稿にいちゃもんをつけて「議会軽視」といいはる自民党は、まさに「議会人」という私で論じようとするものではないかと。

 多選禁止については、由利公正の草案の別項にある「貢士期限をもって、賢才に譲るべし」を引き合いに出して、賛同の趣旨を述べました。あわてて登壇したもので、しゃべり始めた時間を見てなくて、「時間内に終われよ」なんて野次が飛んできたんで、ちょっと舌足らずになってしまいましたが。
 由利公正は、アメリカの大統領制も想定して、この項を書いたようです。当時各藩から中央政府にあがっていた「貢士」を期限制にするこの案は、木戸孝允によって削除されましたが、もし草案が通っていたら、明治から今日までの霞ヶ関の官僚が絶大な権力を振るってきた日本の近代のかたちがだいぶ変わっていたはずです。

 もうひとつ言ったのは、反対論者が口にする「憲法の職業選択に自由、公選法の立候補の自由に抵触する」というのが総務省の見解だから、この秋からはじまっている国の検討を待てという言い分への反論。そもそも、集団的自衛権の問題では、内閣法制局が解釈権をもっていることにさんざん文句言ってる人たちがなに言ってんですかと。
 そもそも憲法も法律も、国民のためにあるもので、根源的な解釈権は、国民のもののはず。それをあるときは総務省に預け、あるときは法制局を弾劾する、そんな手前勝手は許されません。

 いっそ、そんなに職業選択の自由をいうなら、皆さんが経営されている会社では、60歳過ぎたら定年というのは、年齢差別だから即やめたらどうですかと言おうかと思ったんですが、やめておきました。

 こうして、自民の穴倉戦術を批判し、由利公正の理想を140年ぶりに実現する多選禁止を位置づけた上で、知事に一言注文をつけました。知事だから掲載された投稿、このことひとつが知事の力の大きさを示していますが、はたしてあの投稿は真摯に条例案の成立を期してのことだったですかと。
 あれで、成立の見込のたたない条例案を出したこと自体が、選挙目当てのパフォーマンスとの見方を確定させてしまいました。条例提案権を県民のためではなく自分のために使ったりしたらいけません。
 否決後、知事は意気軒昂としていたそうで、残念ながらこの「諫言」は、松沢さんには届かなかったようです。

 

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2006年12月19日 (火)

多選禁止条例で徹夜議会

 昨日は、常任委員会最終日。普段は五時過ぎには各委員会採決しておわります。しかし、久々に昨日は深夜までのびました。

 多選禁止条例がかかっている総務企画委員会で、自民が、日曜の神奈川新聞に掲載された知事の投稿をヤリ玉にあげて、議会開会中にこんなの出して「議会軽視だ」と問題にして、知事の「謝罪」を求めて休憩に入ったまま、あおりですべての委員会が止まります。
 この4年間、知事と自民党の因縁の対立で何度か繰りかえさたシチュエーションですが、今回は、明らかに控え室立てこもって出てこない自民党に理がありません。そんなの誰が考えたって謝りっこないでしょう。

 文教委員会も昼休憩のあとまったく音沙汰なし。おかげで質問の準備は入念にできましたけど。夜になってようやくお呼びがかかって、私だけ残っていた質問をします。策定中の教育ビジョンに関して、自分としては力入れたつもりですが、どことなくみんな心ここにあらずの空気。そして、採決するものとばかり思ってたら、また休憩に。総務とこの委員会は関係ないんだけど。議員はもちろん当局もみんな残して知事に圧力かけようという戦術です。
 名づけること「穴熊戦術」。結局今回は不発に終わりました。12時を回ると委員会が流会になるので、直前に開会、なんとか終電で帰りました。総務の委員会は、未明までもつれたとのこと。

 休憩中にふとある言葉が浮かびました。 「万機公論に決すべし」

 自民党はなにを血迷ってるのかと思いませんか。知事の投稿はたたくけど、小泉さんが一日二回のぶら下がり会見でどれだけ世論を誘導してたかわかってるんでしょうか。県議団の理屈ではあれも「国会軽視」となります。

 ワンフレ-ズポリティックスでつくられた世論が「公論」とは思えませんが、やっぱり議会の命は「万機公論に決すべし」これでしょう。
 どんな理屈でも数をたのみにムリを通す、自民は、知事のパフォーマンスぶりを浮かび上がらせたかったんでしょうが、理屈も立たず、取れるものも何もなく、ちょっと迷走としか思えない一日でした。

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2006年12月17日 (日)

コミバス

 菊名・大倉山・新横浜地域にコミュニティバスを走らせようという市民の会の集会がありました。区民ミュージカルとタイアップした企画で、ミュージカルの舞台が残ったままの公会堂で開かれました。

 ゲストは京都醍醐のコミュニティバスの方。地下鉄開業でバス路線がなくなるところ、町内学区単位の集会を重ね、陸運局の縛りを乗り越えながら、実現にいたったお話は、大変興味深いものでした。醍醐寺という観光資源で観光客をよびこみ、ショッピングセンターと病院に地域から巡回するルートをつくって、最初に募った基金に手をつけないで営業できてるとのこと。さすが京の町衆というところでしょうか。

 最近市バスのシルバーパスをつかえるようにしたところ、財政的に苦しくなってるらしく、市がどれだけのするかが今後の課題のようでした。

 市民の会からは、この冬の試行ルートを土台に5本のルート案が発表されました。バス路線廃止の水道道を通る案もあります。これから、超えなければならない壁は大きいと思いますが、住宅地の中をみんなの足になるコミバスはなんとか実現させたいものです。

 京の町衆に負けないで、開港の町にも市民の自治を育てていきたいと思います。

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